近年、日本でもサウナの人気が急上昇しています。「ととのう」という言葉が広まり、老若男女を問わずサウナを楽しむ人が増えてきました。そんな中、ホテルや温浴施設、キャンプ場などでサウナを導入することで、集客力や稼働率が大幅に向上することが注目されています。
今回は、サウナを導入することでどのような効果が期待できるのかを詳しくご紹介します!
1.他施設との差別化、競争力アップ
サウナのある施設とない施設では、顧客の注目度が大きく異なります。例えば、日本の温浴施設を対象にした調査によると、
✅「サウナがあることが施設選びの決め手になる」と答えた人は67%(*2023年「サウナ市場調査レポート」により)
このデータからも、サウナが集客の大きな決め手になっていることがわかります。
特に、個室サウナや貸切サウナなどのプライベート空間を提供することで、他の施設と差別化しやすくなります。
2.滞在時間の延長&客単価アップ
宿泊施設にサウナがあると、ゲストの館内での滞在時間が長くなり、館内サービスの利用率が向上します。
データ:サウナの有無による宿泊客の館内滞在時間(2023年調査)
・サウナなしの宿泊施設:平均滞在時間 13時間45分(夕食~朝食までの短時間滞在)
・サウナありの宿泊施設:平均滞在時間18時間10分(+4時間25分)
特に、以下のようなポイントで滞在時間が自然と長くなります。チェックイン後にすぐの利用:長旅や仕事終わりの疲れを癒すため、到着後すぐにサウナを利用するケースが多い
食事前の利用:食事前に「ととのう」ことで食欲増進、夕食をより楽しおめる
就寝前の利用:リラックス効果で質の高い睡眠を促進
朝の利用:朝サウナの習慣がある人が増加し、滞在時間が長くなる
この結果、宿泊者が施設内で過ごす時間が増え、館内サービスの利用率も上昇する期待があります。
3.客単価アップのポイント
滞在時間が伸びることで、館内での追加消費が発生し、客単価の向上が期待できます。
データ:サウナ利用者の平均館内消費額(2023年調査)
・サウナなしの宿泊施設:1人あたりの追加消費、3,800円
・サウナありの宿泊施設:1人あたりの追加消費6,500円 (+2,700円増)
客単価アップにつながる具体的なポイントは以下となります。ドリンク・フードの売上増加
サウナ利用後は、水分補給や栄養補給のニーズが高まります。
・水分補給:「オロポ(オロナミンC+ポカリスエット)」などの定番ドリンクの販売
・サウナ飯:「サ飯(サウナ後の食事)」として、塩分やタンパク質を補えるメニューの提供
・アルコール類:サウナ後のビールが人気
高単価の部屋タイプやプライベートサウナ付き客室の販売
・サウナ付きスイートルームやプライベートサウナ付きヴィラの予約率アップ
・追加料金で「貸切サウナ」を提供
回数券・メンバーシッププランの導入
・「サウナ付き宿泊プラン」を特別価格で販売し、リピーター獲得
・法人向けに「サウナ付き宿泊プラン」を福利厚生として提供
事例:サウナ導入で売上UPした宿泊施設北海道の温浴宿A旅館
サウナ導入前後での変化
・平均客単価:18,200円→21,800(+3,600円UP)
・客室の稼働率:72%→85% (+13%UP)
・1人あたりの旅館消費:4,200円→6,800円 (+2,600UP)
都内ビジネスホテル Bホテル
・平均宿泊単価:8,900円 →10,500円 (+1,600円UP)
・朝のサウナ利用者増加により、朝食売上が120%増
このように、サウナを導入することで宿泊者の滞在時間が長くなり、結果的に客単価アップ&リピーター増加に繋がっています。
4.新しいターゲット層の獲得
サウナ導入により、新たな顧客層を取り込むことが可能です。
健康志向の高い層(デトックスや免疫力向上目的に利用)
ビジネスパーソン(ストレス解消や集中力アップのために利用)
アウトドア・キャンプ好き(大自然の中でサウナを楽しむ「サウナキャンプ」ブーム)
特に、近年は女性のサウナーが増加しています。データ:女性のサウナ利用者比率(2018年→2023年)
・2018年:18.5%
・2023年:38.2%(約2倍に増加!)
女性向けのアメニティや、美容・健康にフォーカスしたサービスを提供することで、さらなる集客が可能です。
5.リピーター増加で安定した売上に
サウナは一度ハマるとリピーターになる人が多いのが特徴です。
「週1回以上サウナに通う」と回答した人は46.8%(2023年 サウナ利用者アンケート)というデータもあり、定期的に来店してくれる可能性が高いのです。
さらに、**「サウナ専用回数券」や「月額会員制プラン」**を導入することで、継続利用を促し、安定した収益を確保することができます。
6.SNS・口コミでの拡散効果
サウナはSNS映えするコンテンツともして注目されています。
サウナ関連のInstagram投稿(ハッシュタグ #サウナ)
・2019年:約12万件
・2023年:約78万件 (6.5倍の増加!)
「おしゃれな個室サウナ」や「景色を楽しめるサウナ」など、話題になりやすい特徴を作ることで、自然とSNSでの拡散が期待できます。特に、サウナ X グルメ X 絶景 の組み合わせは注目度が高く、観光客の集客にもつながります。
7.年間を通じて稼働率を安定化
「サウナ=冬に人気」というイメージを持つ人も多いですが、実は夏場のサウナの需要も高まっています。
データ:サウナ利用者の季節別割合(2023年調査)
・冬(12月〜2月)35.6%
・春(3月〜5月) 25.1%
・夏(6月〜8月)21.8%
・秋(9月〜11月)17.5%
夏でも水風呂との組み合わせで「暑い季節こそ楽しめるサウナ」としてPRすることで、オフシーズンの稼働率低下を防ぐことができます。
まとめ:サウナ導入で売上アップ&集客力向上!
サウナを導入することで、
競争力アップ&他施設との差別化
滞在時間が長くなり、客単価アップ
新たなターゲット層の獲得
リピーターの増加
SNSや口コミでの拡散効果
年間を通じた安定した稼働率
といったメリットが期待できます!
これからの時代、「サウナのある施設」かどうかが集客の鍵になっていくかもしれません。
ぜひ、サウナの導入を検討してみてはいかがでしょうか?