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屋外サウナの種類と選び方|費用相場や導入するときの注意点を解説

近年、自然に囲まれたキャンプ場や宿泊施設などで“ととのう”体験を提供するために、屋外サウナの導入を検討する施設が増えています。

キャンプ場や宿泊施設にサウナを設置することで、新たな集客・収入源となる可能性があります。

しかし、屋外サウナを設置するには法規制・コスト・設置環境などの下調べが必要です。

この記事では、屋外サウナのメリット・デメリット、種類ごとの特徴、導入費用や注意点について、これから導入を考える施設運営者の方に向けて詳しく解説します。

屋外サウナの需要は高まっている!

屋外サウナの人気は年々高まっており、特に自然環境と調和したサウナ体験を求める層に支持されています。

都市部のサウナ施設とは異なり、屋外ならではの開放感と非日常性が大きな魅力です。

また、SNS映えするロケーションやユニークな施設体験が話題となりやすく、集客にもつながっています。

地方の観光地やキャンプ場、リゾート施設などでは、差別化要素としての屋外サウナ導入が求められるようになっています。

屋外サウナを導入するメリット

屋外サウナを導入するメリットとして、以下の3つがあります。

  • 集客力の向上につながる
  • アウトドアとの相性が良い
  • 季節イベント・宿泊プランと組み合わせることで顧客満足度や話題性が高まる

代表的なメリットについて詳しく見ていきましょう。

集客力の向上につながる

屋外サウナは、他の施設との差別化ポイントになり、特に若年層やサウナ愛好家の間で注目されるコンテンツです。

一般社団法人日本サウナ・温冷浴総合研究所『日本のサウナ実態レポート2025』によれば、2024年のサウナ愛好家は全体で1,648万人(ヘビーユーザー187万人、ミドルユーザー421万人、ライトユーザー1040万人)と膨大な人口になっています。

キャンプ場や宿泊施設にサウナを設置することで、こうしたサウナ人口を呼び込むことができ、集客力の向上につながります。

また、屋外でのサウナは、一般的な室内サウナと異なり、非日常の体験を提供できることから、施設のブランド価値を高める施策として有効です。

アウトドアとの相性が良い

屋外サウナは、キャンプやグランピングなど、自然の中での活動と特に組み合わせが良いです。

たとえば、焚火を囲みながらの外気浴や、川の水を活用した天然の水風呂など、自然との一体感を生かした体験が可能になります。

顧客にとっては、自然と一体感を味わえるため、アウトドアが好きな方にとってはかけがえのない体験ができます。

経営側としても、屋外であれば室内に比べて水風呂や外気浴スペースが確保しやすいため、効率よく心地よいサウナを提供することが可能です。

季節イベント・宿泊プランと組み合わせることで顧客満足度や話題性が高まる

屋外サウナは、冬場の雪見サウナや夏のナイトサウナなど、季節ごとのイベントやプランと組み合わせることで魅力が倍増します。

たとえば「サウナ&星空観賞プラン」や「年越しサウナイベント」など季節感や特別感を演出しやすく、リピーターの確保にもつながります。

雪が降る地域では、サウナで火照った体を雪で冷ますなどの体験も可能です。

サウナは年中楽しめるアクティビティのため、季節イベントと組み合わせるとよりユーザーの満足度が向上します。

屋外サウナを導入するデメリット

具体的なデメリットとして、以下の2つが挙げられます。

  • 天候の影響を受けやすい
  • メンテナンスや清掃の負荷がかかる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

天候の影響を受けやすい

屋外に設置する以上、サウナは天候の影響を受けやすくなります。

たとえば、外気温が極端に低い場合、サウナ内の温度が上がりにくいです。

特に断熱性の低いテント型ではヒーターの出力が不足し、適切な温度まで上がらず、効果的な発汗を促せないケースがあります。

雨天時はサウナの出入りの時に濡れてしまったり、外気浴のスペースが使いにくくなります。

積雪時にはサウナ本体やベンチが雪で埋まり、使用自体困難になることがあります。

こうしたデメリットを避けるためには、ウッドデッキやルーフ付きパーゴラを併設して、雨風を避けながらサウナを楽しめる環境を整えると良いでしょう。

また、台風など天候が悪化する予報が出ている場合には、サウナの利用を中止するなどの安全マニュアルも必須です。

メンテナンスや清掃の負荷がかかる

屋外サウナは屋内施設と比べて、砂埃や落ち葉、虫の侵入などの影響を受けやすく、日常的な清掃や保守管理が欠かせません。

たとえば、テントサウナや開放型の小屋サウナでは、出入り口から泥・砂・落ち葉などが入り込みやすく、毎回の清掃が必要です。

隙間のある構造や排気口からカメムシやハチなどが入りこむリスクもあります。

利用者の快適性を保つためには、定期的なメンテナンス体制と清掃スケジュールの確保が求められます。

また、積雪地域では屋根の除雪作業や扉開放部の凍結防止、足元の凍結による転倒事故対策なども必要です。

人員や時間の確保も含めて事前に計画しておきましょう。

屋外サウナの種類と選び方

屋外サウナにはさまざまなタイプがあり、それぞれ特徴や導入コスト、設置スペースが異なります。

代表的な屋外サウナとして、以下の5つが挙げられます。

  • 小屋サウナ
  • テントサウナ
  • バレルサウナ(樽型)
  • キャビン型サウナ
  • コンテナサウナ

以下で詳しく解説していきます。

小屋サウナ

小屋サウナは木造や金属フレームで作られた密閉型の小型建築物にサウナ室を設けたものです。

外観はログハウス風やプレハブ風など多様で、断熱材・防水処理・換気設備なども備えられ、屋内サウナに近い快適性が得られます。

内部空間が広いため、ゆったりとサウナを楽しむことが可能です。

気密性と断熱性が高く、外気温に左右されにくいため、冬季も安定稼働させたい施設や、高温維持を求める方向けです。

設備として恒久的に使える安定性がありますが、初期費用が100~300万円前後と高いのがネックです。

移動が困難のため、設置後のレイアウト変更に制限があります。

テントサウナ

ポリエステルやコットン混の特殊な耐熱テント内に、薪ストーブを設置する簡易型のサウナです。

持ち運びが簡単で、設営・撤収が短時間で可能です。

軽量なため、車で運びアウトドアイベントでも利用されます。

初期費用は10~50万程度と導入コストが比較的低く、柔軟に設置場所を選べます。

テントなので使用しない時には片づけられるのもメリットです。

しかし、断熱性は低いため、風や寒さに弱い欠点があります。

メンテナンスが不十分だと破損・火災のリスクがあるため、取り扱いには十分注意しなくてはなりません。

イベントなどの短期利用や、サウナ初心者の導入テスト、移動式サービスを展開する事業者におすすめです。

バレルサウナ(樽型)

半円筒状の樽を横倒しにしたような形状の木造サウナで、見た目に特徴があり、観光地やアウトドア施設で注目されやすいタイプです。

内部構造は熱の対流効率が良く、短時間で身体の芯まで温まるのが魅力で、高い断熱性により外気の影響を受けにくく、安定した室内温度を保ちやすい設計となっています。

一方で、内部空間はややコンパクトなため、収容人数に制限がある点には注意が必要です。

また、既製の形状で製造されるため設置の自由度には限りがあり、設置場所や搬入経路を事前にしっかり確認しておくことが大切です。

気になる導入費用はサイズによって異なりますが、おおよそ80〜200万円程度が目安となっています。

キャビン型サウナ

ログハウスやモダンな小屋のような外観を持ち、贅沢な内装・断熱・照明・音響設備などを施すこともできる上級タイプの屋外サウナです。

室内空間に余裕があり、ベンチ配置やロウリュ設備も充実できます。

高級感ある造りのため、リゾート感を演出でき、インテリアに凝ることで体験の満足度が向上するでしょう。

快適性・断熱性・遮音性に優れているため、1年中安定して使えます。

カナディアン・サウナは屋外に置けるキャビン型サウナが特徴のサウナです。

6~7人または8~9人入れるゆったりした造りのため、圧迫感なく「ととのい」を体験できます。

ガラス面が大きいため、外の景色を眺めながら自然と一体感を感じられるサウナです。

費用は200~400万円と比較的高めですが、高級感のある見た目は上質なサウナ体験ができます。

コンテナサウナ

輸送用コンテナを改装して、内部にサウナ室を設けたタイプです。

耐久性に優れ、防音・断熱の施工がしやすく、シャワー・更衣スペースを併設することも可能です。

移動可能な構造のため、仮設利用や将来的な移設も視野に入れることができます。

強度が高いため、台風・大雪性能も高めやすいのが特徴で、屋内型に近い環境で本格的なサウナ体験ができます。

重量があるため、搬入・搬出時に大型クレーンが必要になるため、大規模な準備が必要です。

換気や湿度管理の調整にノウハウがいるため、初心者には設置や管理が難しい構造であり、専門業者のサポートが必要です。

費用は200~500万円以上が目安で、外観はシンプルでも、内装設備や施工条件によりコストが増加する傾向があります。

屋外サウナを導入する際にかかる費用相場

屋外サウナの導入費用は、サウナの種類や規模、設置場所によって大きく異なります。

以下では「本体費用」と「整備費」の両面から、必要となる予算の目安を解説します。

種類別のサウナの本体費用目安

まずは、種類別のサウナの本体費用目安を見ていきましょう。

種類
特徴
費用目安
小屋サウナ
木造または金属製の小屋にサウナストーブを設置したサウナ 100~300万円
テントサウナ
テントにストーブを設置したサウナ 10~50万
バレルサウナ(樽型)
樽型の丸みを帯びた外見のサウナ 80~200万円
キャビン型サウナ
四角いキャビンのような形が特徴のサウナ 200~400万円
コンテナサウナ
輸送用コンテナを改造したサウナ 200~500万円

整備費の目安

サウナを安全かつ快適に運用するには、以下のようなインフラ整備も必要です。

費用項目
費用目安
補足
基礎工事
約30〜80万円 地盤の強度・水平性を確保するために必須
地盤改良
約10〜50万円 地耐力が不足している場合に行う
給排水工事
約20〜80万円 水風呂・シャワーなど設置時に必要な配管整備
水風呂・シャワー設置
約20〜100万円以上 ユニット設備の設置費用
電源引き込み工事
約30〜100万円以上 電気ヒーター・照明・換気用の高出力電源が必要

屋外にサウナを導入するときの注意点

屋外にサウナを導入するときには、以下のように注意したいポイントがあります。

  • 基礎工事の有無・地盤の安定性を確認する
  • 水風呂や外気浴スペースとのバランスを考える
  • 必要な許認可や届け出を確認・対応する
  • 設置場所までの搬入経路を事前に確認する
  • 防犯・管理体制の整備をする

5つの注意点を詳しく解説します。

基礎工事の有無・地盤の安定性を確認する

サウナを安定して設置するには、地盤の強度や水平性を確保する必要があります。

特に重量のある小屋型やキャビン型、コンテナ型サウナでは、基礎工事が必要となる場合が多く、事前の地盤調査や施工計画が重要です。

安全のために基礎工事を行う必要がありますが、その費用も予算に組み込んでおかなければなりません。

水風呂や外気浴スペースとのバランスを考える

サウナの醍醐味は「ととのう」工程にあります。

そのため、サウナ単体ではなく、水風呂や外気浴スペースとの導線やバランスを考慮して設計することが求められます。

動線が悪いと満足度が下がるため、導入前に体験の流れをイメージしておくことが大切です。

必要な許認可や届け出を確認・対応する

サウナを設置する際には保健所や消防署への届け出が必要な場合があります。

たとえば、東京都では公衆浴場法に基づき、サウナ施設の営業には保健所の許可が必要です。

また、消防法に基づき、防火の管理者の選任や消防計画の提出が求められます。

また、宿泊施設であれば旅館業法との関連も出てきます。

法的リスクを避けるためにも、行政機関に確認のうえ、必要な手続きを忘れずに行いましょう。

設置場所までの搬入経路を事前に確認する

大型のサウナを設置する場合は、クレーン車やトラックによる搬入が必要になるケースがあります。

山間部や狭い道路沿いの施設では、搬入経路の確保が難しいこともあるため、事前の確認が欠かせません。

現地調査をしておくことでトラブルを防げます。

防犯・管理体制の整備をする

屋外サウナは無人の時間帯にいたずらや盗難のリスクがあるため、防犯カメラや鍵付き扉などの防犯対策が重要です。

また、定期点検や緊急対応の体制も整えておくことで、トラブル時の迅速な対応が可能になります。

屋外にサウナを置くならカナディアンサウナがおすすめ

屋外にサウナを設置するなら、洗練されたデザインと自然との調和を兼ね備えたカナディアンサウナがおすすめです。

カナディアンサウナは、カナダ製のサウナで、現地のウェスタンレッドシダーをふんだんに使用して作られています。

また、大きなガラス面が特徴の設計により、外の景色を遮ることなく楽しめ、まるで自然と一体化するような没入感を味わうことが可能です。

内装も広々としており、一般的なバレルサウナにありがちな圧迫感もありません。

自然の中に溶け込みながらも、清潔感と高級感を大切にしたい方には、まさに理想の選択肢といえるでしょう。

屋外空間を特別な癒しの場に変えたい方は、ぜひカナディアンサウナの導入をご検討ください。

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